変わらない想い

家の前まで送ってもらい



「ありがとう、じゃ~ね」



タクとヒロシと別れた。


ヒロシのことが心配になり
少し時間をおいて
メールを送った。



【ヒロシ、ゴメンね!
タクから色々と
言われたんじゃない?

ヒロシ、今日は
迷惑かけてゴメンね、ありがとう】




【気にするなって
タクと何かあったのか?】



【ちょっとね!
明日、学校でね】




明日、学校行きたくない

タクが怖いよ・・・




♪~♪~



タクからだ



「・・・はい」




「セイラ!
何でヒロシと帰んね~と
いけね~んだよ!!

オレと二人で
帰りたくなかったんだろ!」



かなり怒ってる

怖いよ・・・




「・・・タク、ゴメン
ゴメンね・・・

タクが怖いんだもん
何してくるか分かんないし

ヒロシと喋ってるだけで
機嫌悪くなるし・・・

タクは私の彼氏じゃないんだよ」




「分かってるよ!!
お前の彼氏じゃね~ことぐらい

でもよ
妬いてしまうんだよ!

目の前で
ヒロシと仲良くされると

セイラのことスキだから
妬いてしまうんだよ!」




私・・・


耐えられない。



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