変わらない想い
「セイラちゃんに
ず~っといてもらいたいな
セイラちゃんがいると
楽しいし
家の中、明るくなるから」
「ず~っといたいかも・・・」
思わず言ってしまった。
「セイラちゃんが
来たい時に来ていいからね」
「はい」
嬉しかった。
トモキ君の部屋に行き
テーブルの前に座る
目の前にいる
トモキ君から
「セイラ~この前
お前にやったゴムど~した?」
「つかったよ!!」
「はぁ!?つかった??」
笑いをこらえて
「足りないから
あと三個ちょ~だい」
トモキ君の目の前に
右手を差し出した。
「やるかっ!!
マジでつかったのかよ?」
「さぁ~教えない」
トモキ君は
私の脇をくすぐって
「正直に言え!」
「やめてよ!くすぐったい」
「早く言えって!」
「ゴメン、ウソだよ」
「てめぇ~あのゴムは
オレとしかできね~んだぞ
オレ以外のヤツとしてみろ
許さね~からな」
「・・・ゥン」
「聞こえね~」
「・・・ぅん」
「聞こえね~って」
「うん」