変わらない想い
「カワイ~な」
トモキ君は
身体と髪を洗い終え
「ベッドで待ってるからよ」
えっ??
ベッドで待ってるって?
えっ??
一人でドキドキしていた。
お風呂から上がり
部屋に入る。
トモキ君は
テレビを見て大笑い
何なのっ!!
今さっきの
ドキドキ返せよバカっ!
髪を乾かし
何かムカつく!
「セイラ
明日、行きて~とこあるか?」
「ない!」
「ど~した?」
「何が?」
「機嫌悪くね~か?
もしかして、もしかして
オレがベッドで
待ってなかったからだろ?
そうだろ!」
「何言ってるのよ!
バカじゃなにの!!」
無機になりすぎてしまった。
「セイラ・・・
一緒にベッド行こう」
ドキドキドキ。