変わらない想い

「・・・ぅん」



ベッドに入り



「お前
オレのことスキだろ!

絶対スキになっただろ!」




何、この自信は
何よ、その顔!!



「スキじゃないもん」



大スキだもん




「ふ~ん、あっそ」




「・・・明日
噴水見に行きたい」




「いいぞ」




二人でふざけあって
いつの間にか寝ていた。







朝方




「トモキっ!?」




アヤカ先輩の声で
トモキ君も私も目が覚める。





「アヤカ先輩!!
違うんです!!!」





「何で・・・
何でセイラと寝てるのよ!

何してたわけ?

トモキ、聞いてるの!!」



アヤカ先輩の目は真っ赤になり
涙がこぼれていた。




「オレ・・・
お前と別れたい
アヤカ、別れよう

勝手なこと言ってんのは
分かってる

アヤカ以上に
セイラのこと想ってるから」




アヤカ先輩の顔
見れなかった・・・




「私と別れて
セイラと付き合うわけ?

いつから二人できてたのよ!!

セイラっ!!

トモキといつから
できてたのよ!!」




アヤカ先輩の声が

胸を刺す・・・



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