変わらない想い
朝
携帯で目が覚めた。
♪~♪~
シュン君からじゃなく
トモキ君からだ。
カーテンを開けながら
「朝早くから何!?」
「何って
今日からオレの雑用だろ
早く来いよ!!」
「はぁ~
何言ってんのバ~カ」
「お前のせいで
大やけど寸前だぞ
分かってんのか!」
「大げさな!」
「いいから
早くこね~と
シュンにバラすぞ!」
「はぁ~バラす!?
意味分かんないんだけど」
「お前、毎日
オッパイマッサージ
やってんだってな!
アヤカから聞いたぞ」
「・・・・・」
アヤカ先輩のお喋り!!
私、Aカップで
小さいから気にしてて
雑誌に
マッサージで大きくなる!
その雑誌買って
毎日やってるんだから!
「シュンには
黙っといてやっから
早く来い!」
「・・・絶対!?」
「絶対、黙ってっから
オレ、口かてぇ~しよっ!」
口、堅いって
自分で言う人ほど
口、軽いんじゃないの?
「・・・分かった
今から行くから」