変わらない想い

部活が終わったら
トモキ君の家に向かい

晩御飯のお手伝い。


私はエプロンをかけ
手を洗う



「セイラ、部屋行こう!」




「お手伝いしないと」




「母ちゃんがするって!」




「先に部屋行ってていいよ」




「つまんね~」




トモキ君は
リビングから私を見て



「つまんね~よ
退屈でどうにかなっちまう!」




「なっちまえば!」




「ムカつくっ!!」




私は、楽しくて
いつも笑っていた。


晩御飯を食べたら
後片付けをして

トモキ君と部屋に




「セイラ~
ベッドに入って
今から何をするか話し合うぞ!」


手招きをしている




「別にベッドに
入らなくてもいいじゃん」




絶対エロいことする気だ!

顔見てたら分かるし
声だって弾んでるから。



「早く来い!」




「下心ありありじゃん!」




「ないって!
オレの顔見てみろ!」




「変な顔だよね」



猿みたい




「お前~
分かってんのか!
お前の男はオレだぞ!

自分の男に
変な顔って言うなよ!」




「私の彼氏って
トモキ君だったっけ??」




「許さね~ぞ」


枕を私に
投げつけてきた。



私に近寄り耳元で




「生意気な女になりやがって
おまけにエロいしな」




私の顔は熱くなった。




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