変わらない想い
信じられない!!
トモキのヤロ~
覚えてろ!!
いつか
ギャフンと
思い知らせてやる!
着替えて
トモキ君の家に向かった。
(ピンポ~ン)
チャイムを押した
インターホーンから
お母さんが
「はい」
「おはようございます
セイラです」
「セイラちゃん、待ってね」
(ガチャ)
「いらっしゃい」
「おじゃまします」
二階に駆け上がり
トモキ君の部屋を開け
「トモキ君!!
私、機嫌悪いんだけど!」
「じゃ~まずは
部屋の片付け
その後、掃除機かけろ
分かったか!
は~い、スタート」
「何言ってんの!
偉そうにムカつくし」
「シュンに
バラしてもいいんだけど」
「片付ければ
いいんでしょ!」
ベッドの上から
指示をだすトモキ君
私は必死で頑張って
言われるままに動く。