変わらない想い
「セイラ、オレ達
誰が見てもお似合いの
二人だよな」
「うん」
星空に
(トモキ君とず~っと
一緒にいれますように)願った。
私の頭を
ポンっと叩き
「セイラ~
帰ってエッチしような」
「考えとくね」
「お前!速攻するからな」
「イヤだ、しないもん」
「はいはい」
何その言い方
ムカつくんだけど
トモキ君は
私の腰に腕をまわし引き寄せ
「なぁ~オレのこと
裏切るなよ
オレ、マジでセイラのこと
スゲェ~想ってるからな
今スゲェ~
幸せなんだからな」
「裏切ったりしないよ
トモキ君のこと
いっぱい愛してるから」
私ねぇ
シュン君以上に
愛せる人なんて
できないと思ってた
シュン君以外の人と
付き合うなんて
思ってもみなかった
でも今は
シュン君以上に
トモキ君のこと
想ってる、愛してる
自信もって言えるからね。