変わらない想い

星がキレイで
素直な気持ちにさせてくれる。


トモキ君の自転車に乗り
冬の空を見上げ家に帰る。



部屋に入るなり



「がまんできね~から
オレの女になった以上

毎日は覚悟しとけよ」



ベッドに押し倒され
服を脱がされた。


全てが優しく

トモキ君の愛が大きかった。



トモキ君の寝息が
かわいく

トモキ君の顔を

じ~っと見る


なんか
悪意に満ちた

ふてぶてしい顔なんだけど


トモキ君らしくて
笑いが出てしまった。



どんな夢見てるのかな?


トモキ君の夢の中には
私はいるの?


私の夢の中には
トモキ君がいるよ

幼かった時の二人がね


トモキ君に寄り添い
眠りについた。





「セイラ、起きろ!
遅刻するぞ!」




「ぅん~あと5分だけ・・・」




「起きろよ、知らね~ぞ」




眠いんだもん・・・



「トモキ君・・・
遅刻して行こう
1時間程ゆっくりしよう」




「しょうがね~な」




ベッドの中でふざけ合って
イチャついて
いつの間にか二人共寝てしまい




「トモキ君!!ヤバイって
今、11時過ぎだよ
学校行かないと!」




「休もう」




「ダメだよ」



急いで制服に着替え
二人で家を出た。





< 371 / 404 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop