変わらない想い
「トモキ君
明日、家に帰るね
お兄ちゃんからのメールに
お母さんとお父さんが
淋しがってるらしくて
明日、帰っていいよね?」
「いいけど
オレも一緒に行っていいか?」
「いいよ」
ベッドに入り抱き合って
眠りについた。
いつものように学校に行き
帰りに三人で書店に寄った。
「サキ、マリ
私あっち見てくるね」
店内を回っていた。
「セイラ!」
「シュン君!」
シュン君に偶然会ってしまった。
「トモキと
付き合ってるんだってな」
「うん、シュン君は
彼女できたの?」
「まだできね~よ」
「シュン君
カッコイ~から
すぐ彼女できるよ」
「だといいけどよ
セイラ・・・
トモキと仲良くな」
「うん」
シュン君の顔見ても
今は平気。
久々にシュン君と会って
普通に話ができてよかった。
ケーキ作りの本を買って
材料を買いに行き
サキの家で勉強会!