変わらない想い

バレンタインデー


トモキ君は
昼近くに起きてきて


テーブルに。



「腹減った~」



トモキ君の為に作った
お昼ご飯


簡単な
目玉焼きとウインナー
サラダをテーブルに並べ



「食べよう」



「おぅ」



『いただきま~す』



大きな口にガツガツと
かきこみ食べている

食べ終わったら

チョコケーキ
出しちゃうもんね。



「セイラ、おかわり」



そんなに食べたら
ケーキ食べれないよ

軽めにご飯をつぎ
トモキ君に渡す


おかわりさせない!!


私のウインナーを
取って食べてるし


それ以上食べないでよ!!



「苦しい~もう食えね~」



ウソ??

食えね~って

今からじゃん!
デザートは別腹だもんね



「トモキ君~はいこれ」



目の前に出した



「何だ?」




えっ?



バレンタインデー忘れてるの?


カワイ~ラッピングを
丁寧に開けて

中から箱を出し
開けてみて驚いている



「セイラが作った?」




「うん」



照れ笑いで



「サンキュ~」



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