変わらない想い

トモキ君にフォークを渡し



「食べて」




「今っ??」




「今だよ」




「・・・お茶の準備しろ」



ウーロン茶の
ペットボトルを渡した。


トモキ君の目の前に座り
顔をじ~っと見ていた。




「食うぞ!」




「どうぞ」




一口食べて



「甘っ!!!」



急いでウーロン茶を飲んでいた。

面白くて
私は吹き出してしまった。




「う゛っ・・・」



今にも吐き出しそうな顔

顔、真っ赤だし
苦しそうに食べていて

時折出る声が
苦しさを訴えていた。




「う゛っ・・・うぇ・・・」



あと半分!


ウーロン茶の
おかわりが続き




「くっ・・・苦しい・・・うぇ」



面白すぎだよ



「もういいよ
無理に食べなくても」



言うのが遅かったかな?




「全部食うし」



残りを気合で食べ




「ハァ・・・全部食ったぞ」




「うん」




優しいね。



< 379 / 404 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop