変わらない想い
部屋に入り
トモキ君は
ベッドに倒れこみ
「今日
バレンタインデーじゃん」
遅っ!!!
トモキ君の隣に寝転んで
「トモキ君の口元
チョコの香りがスゴイよ」
甘~いチョコの香り
その香に誘われ
私から軽くキスを
キスは
甘~いチョコの味
「トモキ君、しちゃう?」
「そんな顔で
誘うなよ
やべ~だろうがっ!」
カーテンを閉めて
トモキ君の服を脱がせた
トモキ君の
締まった身体
思わず見てしまう。
「ガン見してんじゃね~よ
文句あんのかっ!」
「・・・別に」
変にドキドキしてしまった。
トモキ君の荒い息づかい
優しい言葉が
私を夢中にさせる。
夕方
マサヤとマリ
四人でファミレスに。
マリの手作りチョコケーキに
マサヤは大喜びで
一気に食べつくし
二人も愛し合ったらしい。
四人で座り
メニューを決め頼んだ
マリは、マサヤに
おしぼりを渡して
マサヤの分のドリンクを
持ってきてやったり
マサヤの世話ばかり。
そんなマリを
温かい目で見つめてる
マサヤ
二人共、本当に仲良く
楽しそうに笑っている
見ている私も
楽しくなっていた。
マサヤとマリが
いつまでも一緒に
いられるように
私は強く願ってるよ。
マリが頼んだピザが
おいしそうで
「トモキ君
ピザ頼んで二人で半分しよう」
「あぁ」
トモキ君にわざと
「デザートは
チョコケーキ頼もうか?」
「勘弁してくれよ」