変わらない想い
15歳の誕生日は
二人寄り添い
トモキ君との
幼い頃の思い出話しに
「セイラ
ちっせ~頃から
泣き虫だもんな
転んでは
大泣きして
犬に吠えられては
泣き叫んでよっ!」
トモキ君は
私の鼻を
笑いながらつまむ。
「痛いっ!
だって・・・
小さかったから
しょうがないじゃん!
今、転んでも
泣かないよ
犬に吠えられても
泣き叫ばないもん!
簡単に泣かないしね」
トモキ君の耳を引っ張った
「いてぇ!
この前
ドラマ見て
鼻の頭真っ赤にして
泣いてただろ~がよっ!」
「うるさいっ!」
15歳・・・
まだまだ
大人になりきれてないけど
私がちゃんとした
大人になるまで
それまで
いっぱい愛を深めていこうね
大事にしていこうね。