変わらない想い
夏が終わり
涼しい風が吹いている
トモキ君が家に来ても
私は勉強で相手してやれなく
私のベッドに横たわり
「セイラ~休憩して
オレの身体の勉強しろよ!」
「けっこうです!」
トモキ君の身体
ぜ~んぶ知り尽くしてるもん
「じゃ~オレが
セイラの身体調べてやるよ」
「それもけっこうです!」
私の身体
ぜ~んぶ知ってるじゃん
「つまんね~」
舌打ちが聞こえる
しかたなく
トモキ君の側に
トモキ君の側にいたら
ヤバイんだもん
勉強どころじゃないし
私から誘ってしまうよ
「トモキ君・・・」
「勉強しろよ!」
何っ!!!
もう、いいもん
机に行き勉強を
後から
ぎゅっと抱きしめられ
「ウソに決まってるだろ」
キュ~ン
私が座っている椅子を
クルリっと
トモキ君の方に向けられ
キスを交わした。
「ど~する?」
トモキ君の言葉に
私は抱きつき
「しちゃうもん」
笑顔で答えていた。