変わらない想い

夏が終わり
涼しい風が吹いている


トモキ君が家に来ても
私は勉強で相手してやれなく



私のベッドに横たわり




「セイラ~休憩して
オレの身体の勉強しろよ!」




「けっこうです!」



トモキ君の身体
ぜ~んぶ知り尽くしてるもん




「じゃ~オレが
セイラの身体調べてやるよ」




「それもけっこうです!」




私の身体
ぜ~んぶ知ってるじゃん




「つまんね~」



舌打ちが聞こえる



しかたなく
トモキ君の側に

トモキ君の側にいたら
ヤバイんだもん


勉強どころじゃないし


私から誘ってしまうよ




「トモキ君・・・」




「勉強しろよ!」




何っ!!!


もう、いいもん


机に行き勉強を



後から
ぎゅっと抱きしめられ



「ウソに決まってるだろ」



キュ~ン



私が座っている椅子を
クルリっと
トモキ君の方に向けられ

キスを交わした。




「ど~する?」



トモキ君の言葉に
私は抱きつき




「しちゃうもん」



笑顔で答えていた。



< 387 / 404 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop