変わらない想い
「お前っ!!
ひでぇ~ことばっか
言いやがって!」
「本当じゃん」
「セイラ
オレとの・・・」
また
低い、小さな声
「どうしたの?」
「いや別に・・・
今からシュンと
会うんだろ?」
「うん、早く会いたい」
「セイラ
マジでおめでとうな」
「うん、ありがとう」
「じゃ~な」
「バイバイ」
トモキ君が
言いかけた言葉
私は気にもとめず
シュン君のことしか
考えていなかった。
家に着き
シュン君の携帯に
「シュン君、家に着いたよ」
「分かった、今から行く」
鏡の前で
ひたすらチェック!
シュン君と二人で
私の誕生日
過ごすなんて
本当に夢みたい。