変わらない想い

10月


2限目の授業中


私はかなりの
生理痛で保健室に行った。


顔は青ざめ
変な汗が出てきて
イライラしていた。



「薬飲んどく?」




「・・・はい
飲んどきます」



保健室にはベッドが二つ
カーテンで仕切られている。


薬を飲んで
ベッドに入り横になった。


保健室には
先生と私だけ


10分ほどたって
聞き覚えのある声が!!



「先生、オレ気分わり~
ベッドに寝かせて」




「一つ空いてるから
つかいなさい」




イヤな予感・・・



カーテンが開いた



トモキ君だ!



「おぅ、セイラ!?
どうした顔色わり~ぞ」




「・・・うん、ちょっとね
トモキ君、気分悪いの?」



人差し指を口にあて



「しぃ~
ウソに決まってんだろ!」




小声で話す。




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