変わらない想い

私が起き上がろうとしたら


腕を掴んで
またベッドに寝かせ



「一緒に寝るぞ」




また私のこと
からかうつもり!


もうムカつくし



トモキ君に背を向けた。


トモキ君は

私に密着してきて
背を向けている
私のお腹を後からさすって



「痛て~か?」




イヤだ!イヤだ!!





「・・・トモキ君
私に触んないでよっ!

近いって
もう少し離れて!!」





「セイラ~こっち向けよ」




「イヤだ!」



向けるわけないじゃん!


耳元で



「こっち向かね~と
オッパイ揉むぞ!」




私は完璧シカト。


保健の先生
カーテンの向こうに
いるんだよ!


狭いベッドに二人・・・



密着されているのが
気持ち悪く感じ


泣きそうに・・・




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