変わらない想い
「セイラ、お前
オッパイ小さいな」
「ちょっ・・・!?」
手で口をふさがれ
「声でけ~って
もう少し小声で話せ」
「・・・・・」
私が気にしていることを
だから毎日マッサージ
やってるんじゃない!
最低!最低!
「セイラ、めちゃくちゃ
イイ香りがする」
後から抱きしめられ
変なドキドキが
何でドキドキしてんの!
「アヤカとシュンに
バレたらヤベ~よな」
「当たり前じゃん!
だから離れてよ」
「それは無理!」
なんでこんなに
自分勝手なのっ!
「何でよ
いい加減にして!」
「セイラと
くっついていて~から」
勝手なことばっかり言って
私を困らせて
おもしろいわけ?
いつの間にか
生理痛もおさまり
時間も過ぎて
「・・・スゥ・・・スゥ~」
トモキ君の寝息が
チラッと
寝顔を見る。
気持ちよさそ~に
寝てるし!
ず~っと
寝てていいから!