変わらない想い
シュン君は
私の肩を掴み
「セイラって
オレ何かしたか?
どうした」
「別に何もない!」
私、すぐ顔に出ちゃうから
「何か怒ってんじゃん」
「シュン君・・・
今さっき
女の人と話してたでしょ?」
「もしかして見た?」
見たって
見てしまったんだよっ!
「・・・・・」
「あいつ他中のやつで
ちょっとした友達
久々会ったんで
話してただけって
関係ないって」
楽しそうに笑ってたもん
私、イヤだよ・・・
「・・・・・」
「セイラって
マジ関係ね~から」
「本当に?」
「あぁ、本当」
「キレイな人だったね」
「普通じゃん
オレ、あ~ゆ~顔
タイプじゃね~しな!」
「私の顔は?」
「もちタイプ!!
カワイ~もんな」
私の頭を撫でるシュン君
「許してあげるよ」
シュン君から
雑誌を買ってもらい
コンビ二でアイス
お菓子、飲み物を買い
シュン君の家に。