変わらない想い

シュン君は
私の肩を掴み



「セイラって
オレ何かしたか?
どうした」




「別に何もない!」




私、すぐ顔に出ちゃうから




「何か怒ってんじゃん」




「シュン君・・・
今さっき

女の人と話してたでしょ?」




「もしかして見た?」



見たって

見てしまったんだよっ!




「・・・・・」




「あいつ他中のやつで
ちょっとした友達

久々会ったんで
話してただけって
関係ないって」



楽しそうに笑ってたもん

私、イヤだよ・・・



「・・・・・」




「セイラって
マジ関係ね~から」




「本当に?」




「あぁ、本当」




「キレイな人だったね」




「普通じゃん
オレ、あ~ゆ~顔
タイプじゃね~しな!」




「私の顔は?」




「もちタイプ!!
カワイ~もんな」




私の頭を撫でるシュン君





「許してあげるよ」



シュン君から
雑誌を買ってもらい

コンビ二でアイス
お菓子、飲み物を買い


シュン君の家に。



< 85 / 404 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop