あなたの こども うみたい
二次会は、韓国料理屋だった。

ジョンフンもスタッフもくだけた感じで、

私はちょっと浮いていた。

ジョンフンが、

「木下さん、こっち、こっち。」

少し酔っているようだ。

「はい。」

「今日は、ありがとう。

 なんか、いつもより感触っていうの?

 いい感じがしてさ。」

「はい。」

「君、若いけどいくつ?」

「え?」

「いつも通訳さんって、アジュンマ(おばさん)が多いからさ。」

私も子持ちのアジュンマです。と喉元まで出かかったけど・・・

「20代です。。」

「やっぱり、僕より年下だったんだ。」

だから、呼んでくれたのかな?

「やー、それにしても難しい言葉もよくわかってるみたいだし、

 すごいよ。」

「いえ・・・」

「これからも、僕の通訳やってくれないかなぁ。

 ねえ、ジュノやー!いいだろ?」

マネージャーに言ってるよ。

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