彦一様に今日も夢中!!


ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー


しかし、どうしてお茶室ではなくて理科準備室なんだ?



………ああそっか…、この時間は部活で人がいるからか。さすがに人が居たら、まずいか……




理科準備室に着くとドアを開けた




ーーーーーーガラガラッ




ドアを開けると、そこには実験で使う道具やホルマリン漬け、人体模型などが置いてある





それに加えて、夕方でカーテンを閉めきっているせいか、余計不気味な感じがする




「おせぇ……、何分待たせんだ。おいっ」




彦一様は準備室の奥にある椅子にドーンと腰かけている




うわー、機嫌悪っ……。




ある意味ここより恐いんですけど




「聞いてんのかっ!?」




「はいっすみませんっっっ!!!聞いてます、はい。えっーと、なんでしょう?」




「今日のあの放送なんだよっ?どうゆうつもりなんだっっっ、コラァ…」




「えっ?放送ですか?ただ二股の疑いを晴らしたかっただけですけど………それがなにか?」




なになに、なんでこんなキレてんの?




まったく見に覚えがない。




それはそれは、恐ろしく睨まれているあたし


< 133 / 167 >

この作品をシェア

pagetop