彦一様に今日も夢中!!
それでも、好きです彦一様


次の日、あたしは早起きして作戦どおりに校門の前で彦一様が、登校してくるのを待ち伏せしていた



決してストーカーではないので悪しからず!!




まだかなぁ彦一様♪♪




しばらく待っていると、彦一様が眠そうな顔をしながらあらわれた




眠そうな彦一様も美しく咲く華の様に儚いんじゃないかってくらいに色気が漂ってきてあたしは、立ちくらみがしそうでございます!!




「彦一様♪♪おはようございます!!」



「げっ・・・」



すごーいイヤそうな顔を一瞬されたけど



でも、すぐにまたいつもどおり笑顔のポーカーフェイスになったので



あたしに向けられたと思うと、嘘でも嬉しくなった




「なんの用?ストーカーの顔とか見たくないんだけど。朝から気分わりぃんだけど」




周りに人がいたせいか、誰にも聞かれない声で笑顔であたしにそう暴言を吐いてきた



顔は、笑顔なのによく見ると目が笑ってない。



コノカタ、コワスギル




こんな近くで見る事もなかったし、今まで気づかなかったな………



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