彦一様に今日も夢中!!
ー教室ー
その日1日中、授業なんか集中出来るわけでもなくて、いつも集中してないけど、あたしはない頭を使って考えに考えた。
そして、ついにある究極にいい名案を思いついた!!
これだったらなんとか、彦一様のおそばにいれるよ♪
「どうした?珍しく考え事か?」
「裕太、あたしだって考え事くらいするよ?」
まったく、珍しくは余計だっつーの!!なんて、失礼な事をゆうのだろうか?
どんだけ馬鹿にしてるんだろ?
「いつもはなにも考えてない馬鹿だって?」
「いや、そこまで言ってないから」
言ってなくても、裕太の顔がそう言ってるんだよっっ!!
「ねぇ、もも。今日の朝、王子と話してなかった?」
裕太と話していると、あたしに近づきそう聞いてきた
「はっ!?明里の気のせいだろ?」
こっちこそ、はっ?だよ!何故裕太が答える?
「明里、見てたの?」