彦一様に今日も夢中!!



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むにゃっ………んっ…………………



もう朝?…………って、ここどこ……?



あっ!!!彦一様の看病してて寝てしまったんだ………




「…………彦一様。」



彦一様の額に手を当てて見ると、熱は大分下がっている様



「よかった…………。はっ!!!今何時??」



気が付けば、部屋は真っ暗お先真っ暗



なんで真っ暗な事に起きた瞬間気付かないんだあたしのド阿呆!!!



スカートの中をあさり携帯を取りだし時計を見た。



10時30分…………門限過ぎてる……チーン



着信履歴、メール履歴お母たま…………



ヤベェ………すこぶるヤベェ。絶対、お母たまが鬼になってる。



どどどどどうしよっ



終わったーーー確実に終わってしもうた




廃人化していると手に持っている携帯が着信しだした



ー着信ー

お母さん



寝室からリビングに移動してから、恐る恐る通話ボタンを押した。



「もしも《あんたっ今何時だと思ってんのっ!!!遅くなる時は連絡しなさいって言ってるだろうがこのバカ娘!!》



「ごめんなさいっっ!!!」




《電話してもつながらないし、ちょっとなにしてるの!?》


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