彦一様に今日も夢中!!
時間も遅いし、さすがに危ないとゆうこともありお母さんに車で迎えに来てもらい帰る事になった。
「あのっ、うちの親に言ってくれてありがとうございましたっっ!それから、ゆっくり休んで下さいね。」
「ああ……ゴホッ。…………ボソッ……と」
「と?とがなんですか?よく聞こえなかったん『今日はありがとうって言ってだよっっ!!頭悪いだけじゃなくてお前は耳まで悪いのかよ?』
あたしの言葉を遮る様にそう言ってきた彦一様の顔は、心なしかほんのり赤くなってる気がした。
「えっ?」
まさかの彦一様のお礼の言葉と赤くなってる顔を見てあたしは一瞬、耳と目を疑った
「だから、ありがとうって言ってんだよ!!何回も言わせんなっっ。ほら、親迎え来てんだろ?早く帰れよ。」
「あっはい。それでは………。」
ーーー……バタンッ
半ば無理矢理追い出され、家の扉が閉められてしまった。