強気な女に裏あります。
もちろん、心の中ではビクビクと脅えてますよ!
毎日泣きながら、負けたくないと思いながらいつも以上に勉強。

そして、勝つんです。
あたしは神様が好きです。



「はいはい、それじゃあ頑張って」



またまた偉そうに言ってその場から去ろうとするあたし。
けど腕を掴まれた。
三導児さんってのはわかったけど。



「なに?」


「今回は……賭けも、どうよ……」



もの凄い真剣な目であたしに言ってきた。
なぜ彼女がここまであたしに引っかがってくるのかわからない。


あたしなんかやったかな?



「賭け?それによるかな」


「いや、まずその賭けを了承してからで」



……なんで!?
三導児さんから言ったくせに!?
理解出来ません!



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