両想い【完】

夏休み１・悲しみ

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テストは３日間、無事に終わった、赤点もないし、１年の時より成績は上がった。


勉強会のお蔭かな♪


学校がある間は、俺と美愛は登下校は一緒に、放課後はバイトのない日は美愛の家で夕飯まで済ませる。


バイトの日はカフェデートだけ、夏休み前の土日は俺がバイトを入れたためあまり会えなかった。


そしてようやく7月26日、俺らの高校は夏休みに入った。


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俺のバイトは今までと曜日は変わらず、水・金・日で、時間だけ変更し、５時から10時。


学校の夏期講習は26から、29を除く2日までの７日間の、９時から12時だ。


それ以外は美愛と居られる…。


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夏休みといっても、しばらくは制服着て通うんだ…


まっ、美愛と一緒に居られるけどねぇ～


あれから俺らの噂は、少なくはなったけど消えたわけではないらしい。


さらなる臆測とか、思い込みによる作り話さえも、まことしやかに噂されている、らしい。


『らしい』というのは、俺らは聞かない、追及しないって決めたんだ、だからはっきりはしらない。


俺達は俺達、噂に飲まれないようにするだけ。


夏休み、どこにデートにいこうかなぁ…