両想い【完】
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28日
講習も3日目、明日は中休みだ。
俺は1つのデート計画を立てた。
でもどんなデートかは美愛にはナイショ。
講習が終わり一緒に下校する。
いつもならこのまま夜まで一緒にいて夕飯も二人で食べる。
でも今日は明日のために買い物に行きたかった俺は、ほんの少しだけ美愛に違うことを言って明日は朝の9時に駅前待ち合わせと、約束し4時頃に帰った。
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俺は自宅に一旦帰りに、バイクに乗って馴染みのバイク屋に行った。
実は明日は初・バイクデートにしようと計画したんだ。
俺がバイク好きなのは前から話していたし、会わない土日には、ダチとツーリングしている話しも聞かせていた。
美愛は乗ったことがないから、怖くないの?なんて話していた。
で、今、整備と美愛専用のメットを買うためにきたってわけ。
「よぅ、祐じゃね~か、調子悪りぃの?」
店員の颯太(そうた)さんが話しかけてくる。
「違いますよ、明日、
大事なやつを乗せるんで、
見てもらいたくて…」
「へぇ~、お前、
バイクには女乗せないって
言ってなかったか?」
「言ってました…けど!
あいつは…本気なんで…乗せます…」