両想い【完】
「明日?いいの?」
「当然だろう…俺の好みの選ばせて、な?」
「うん!」
明日のことを決めて俺は帰ることに。
***
バイクに乗るときメールが入ってるのが分かり開くと美愛のお母さんからだっだ。
『高城君、急な旅行への承諾、ありがとう。
親が、娘に泊まりデートを勧めるなんて
驚いているのでしょうね。
あの子は今まで家族旅行の記憶がほぼ
ないほどに、孤独な時間を過ごしました。
それでも、自慢の娘になり今は幸せそうだわ。
美愛は、旅行に行かれるってことに
気がいっているから、高城君と二人きりで
泊まるとは、まだ意識していないのでしょう。
美愛を愛する母として、あなたが大好きで
大切にしている美愛の気持ちを最大限優先し、
見守ります。
今まで大事に守ってきた自身を
どうするかは美愛が答えを出します。
そして、あなたは美愛が選んだ男性です。
自分の行動や感情に責任のとれる人だと
信頼しています。
どうぞ、素敵な旅行にね』
愛する娘と共に俺も信頼してると言ってくれた、その想いに、俺も答えたいと思った。
『メールありがとうございました
俺のできる限りで信頼に応えます』
それから自宅につく前に、コンビニで大事な小さい箱を購入して帰った。