両想い【完】
「っ!んん…」
2本の指でしばらくかき混ぜるように動かしてから抜くと、潤いが糸を引いてついてきた。
「美愛…一つになるよ…
痛かったら…背中に爪、立てても、
俺の肩噛んでもいいから、な?」
頷くのをみて自身をそっと美愛の深いところにあてて、ゆっくりと腰を進めていく。
「んっ!っ!あぁ~んっ!いっ…!」
痛みを堪えながら背中に回した手にグッと力が入る。
俺は今まで感じたことのない快感が身体中に走りながら、キスして美愛の奥へ奥へとゆっくり進む。
ようやく俺自身が全て美愛に包まれた。
「美、愛っ…一つに、なった…よ…」
余りの快感に声を出すのも苦しいが、なんとかそう言ってゆっくりゆっくりと腰を律動させてみる。
「ふぁあ~!んっ…い…ゆ…くんっ!」
痛みと快感を両方感じているっぽい美愛は甘い声で啼き続ける。
こんなに溺れる快感は本気で好きな女を抱いたから感じるんだ…と初めて分かった。
俺はもう我慢の限界で律動をいよいよ速めていく。
「っ!美、愛っ…おれっ…もうっ!んんっ」
「はぁっ…はっ!!んぁっ!クッッ!!」
最後にぐぐっと美愛の奥を思いきり突いて俺は最高の快感の中でイッた…
美愛も『んぁ~んっ!!』と啼き、同時にイケたらしい。