両想い【完】
2位はそれぞれ3年の先輩で、聡は3位、相模は最下位だった。
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2日目の今日は日曜で来年受験の中学生とか、さらに観覧者が増える予定で、3時まで開場になっている。
4時からはホールで生徒会主催後森祭として、表彰やMr.&missコンテスト、大学生バンドのミニライブなどがある。
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お化け屋敷の壊れた箇所の補修をして、自由行動開始時間の9時、俺は美愛のクラスへ。
生徒の移動が始まっていて、またしても俺はジロジロみられ、指をさされる…
何人かは話しかけてくるし、一般客のなかにも『投票しましたぁ』なんていうやつや、隠し撮りしてるやつまでいる。
美愛のクラス前も混雑していたが、今日は当番がないから廊下に居てくれて直ぐに見つけられた。
「あぁ~祐君…よかったぁ
なんだかいろんな人が見てるから
さすがに緊張だよぉ」
瞳をクルクルと落ち着きなく動かし周りを気にしている。
「大丈夫だったか?
変なやつとかはいなかった?」
「ん、なんか…写真…
撮られたり握手してって言われたり…
でもそのくらいで酷いことはないよ
祐君だって大変だったでしょう?
心配してくれてありがとう
心強くて、安心(ニコリ)」