両想い【完】
「今日はずっと一緒だから、
傍に居て守るから」
腰を引寄せ耳元に唇を寄せてそっと囁く。
くすぐったそうに身を揺らしながらも、嬉しそうに微笑む。
「よしっ、回るか!!
どこ行きたい?」
「あのね、ダンス部のステージがあるの!」
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相変わらず見られて、写真を撮られたりだったが、二人でなるべく気にせず過ごした。
昼頃、美愛がクラスメイトから応援を頼まれ二人で教室へ。
それからすぐにマフィンやクッキーも残り少なく、並んでいる人全ては無理と判断、謝りながら列を解いていく。
1時過ぎ、売り物が完売、一足先に2S2は簡単な片付けをしたら全員が自由行動となった。
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3時に放送が入り、一般客の退場と4時からの案内がされて、このときだけはしかたなく、別々にクラスメイトの元に。
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4時少し前、美愛と二人でホールの舞台そでに待機してる。
まずは大学生バンドのライヴが、20分ほどあり、ホール内は何とも言えない興奮状態で、テンションは最高潮。
続いて各クラスの売上、完売時間、集客数などを申告をもとに発表し、1位を表彰。
飲食店部門では、3年のタピオカジュース、イベント部門では、2年の星空迷路がそれぞれ1位に選ばれた。