両想い【完】
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夕食は決められた時間内に、ホテル内のレストランで自由に食べられる。
私服のままの生徒達が、ざわざわざとしてた。
一斉ではないが、まぁだいたいが7時頃に来ていたようだった。
俺と美愛は7時を過ぎてから席に案内してもらった。
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「今日は歩いたな~
足疲れたぁ…」
座りながら美愛に話しかける。
「うんっ!
ひさしぶりに歩きデートだったね♪
最近は祐君のバイクでが
多かったしね」
笑顔で返事をくれる美愛の後ろに、店に入ってきた暁人と山野が見えた。
今日の自由行動、朝はかなり不安がっていたが、あの様子…少しぎこちなさはあるが笑いあってる…なら二人は大丈夫だろう。
そんな二人をみて、無意識で口元が笑っていたらしく『なぁに?』と言って美愛が振り向く。
そして丁度席に着く二人をみて、俺のほうに向き直りながら笑顔になった。
そこでウェイターが料理を運んで来たので、楽しく食事をした。
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しばらくホテルの庭などで二人でいたが、部屋に送り『また明日』と俺も部屋に戻った。
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部屋に入るとかすかにシャワーの音がしていたので、暁人が使ってるんだと分かった。