両想い【完】


そして、そのまま試合は終了。


5-3


思わず、なりふり構わず応援したくなるような試合と、あいつだった…


ピッチでは互いを讃えて握手し、他のチームとともに、グラウンドを移動した。


久々にサッカーを観て興奮し、熱くなった。


中学生の試合とは思えない、美愛の言う通り見応えのあるものだった。


久しぶりにボールを蹴りたくなる…そんな休日だ。


時計を確認すると12時を過ぎていた。


いよいよ楽しみな時間がやってくる。
< 67 / 364 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop