あの夏

タイトル未編集

あの夏、

私は初めて恋したんだ。



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私、佐倉歩波（さくらほなみ）

高校２年になった夏休み

今電車に揺られています。



ほなみ「はぁ～」


お母さん「ほなみ、まだ怒ってるの？」


ほなみ「だっていきなりすぎるよ！」


お母さん「仕方ないでしょ、お父さんリストラに合っちゃったんだから！」


ほなみ「ん”～」




実は、リストラにあいお父さんはの実家の農業を継ぐために引っ越すことになった・・・



お母さん「おじいちゃん農業続けるのも、もう年だしちょうどよかったのよ～」


ほなみ「だって～受験勉強して憧れてた江南高校に入れたのに一年半で田舎の高校に転校誰だって嫌だよ！」


お母さん「それはわかるけど、お父さんももう若くないから再就職なんてちょっとやそっとじゃ見つからないのよ・・」


お父さん「ほなみ、ごめんな。こないだ欲しいって言ってたかばん買ってやるから機嫌直してくれよ～」


ほなみ「わかったよ、じゃあ来週の日曜日に買いに行こう！」