座敷わらしのしのぶちゃん♪
紙切れ1枚から始まった私の仕事だけれど、気づけば1年が過ぎていた。
「しのぶちゃん、よく聞け。」
相変わらず、胡散臭いサングラスをかけた胡散臭い社長が事務所に帰るなり言った。
「君についに後輩ができるんだ!」
「本当に?」
「思えばここまで存在感0の君がよく、数々の事件を乗り越えてきたもんだよ。さすが、幸運の座敷わらしちゃん。」
これ、喜ぶとこなのか?
って言うか、オバケ騒動以来ハッキリ言うようになりましたよね?
座敷わらしって、私に。
まっいいや。
それより、新人、新人っと。
「もうすぐ、来るはずなんだけどなぁ。」
時計を見ながら社長が言った時、ガチャリと事務所のドアが開いたんだ。
そしてやって来たのは…
ん?
何か、見た事あるなぁ。
誰だっけ?
えっと……………あっあぁぁぁぁぁ~~~!!
「会長の息子さん!!」
やって来たのは、前に跡取り問題で偽のお葬式を行った大企業の会長の息子さん。
と言っても、長男である誠之介さんではなく。
あの時、まだ高校生だった弟の方だ。
「しのぶちゃん、よく聞け。」
相変わらず、胡散臭いサングラスをかけた胡散臭い社長が事務所に帰るなり言った。
「君についに後輩ができるんだ!」
「本当に?」
「思えばここまで存在感0の君がよく、数々の事件を乗り越えてきたもんだよ。さすが、幸運の座敷わらしちゃん。」
これ、喜ぶとこなのか?
って言うか、オバケ騒動以来ハッキリ言うようになりましたよね?
座敷わらしって、私に。
まっいいや。
それより、新人、新人っと。
「もうすぐ、来るはずなんだけどなぁ。」
時計を見ながら社長が言った時、ガチャリと事務所のドアが開いたんだ。
そしてやって来たのは…
ん?
何か、見た事あるなぁ。
誰だっけ?
えっと……………あっあぁぁぁぁぁ~~~!!
「会長の息子さん!!」
やって来たのは、前に跡取り問題で偽のお葬式を行った大企業の会長の息子さん。
と言っても、長男である誠之介さんではなく。
あの時、まだ高校生だった弟の方だ。