座敷わらしのしのぶちゃん♪
いきなり新人がエキストラにかり出される事はないので


まずは木建さんの事務仕事のお手伝い


木建さんって綺麗だなぁ


同じ女性だとは思えないよ


隣の席に座る木建さんについ見とれてしまう


「ん?私の顔に何かついてるかしら?」


「す、すいません。木建さんが綺麗だなって見とれてしまって…仕事に集中します」


カタン…


木建さんは立ち上がると私のデスクに腰を掛け


ミニスカートから真っ直ぐ伸びている足をセクシーに組むと


私の耳元で


「俺、実は男だぜ。女装はファッションでやってるだけ。あっちの方は至ってノーマル。なんなら相手してやろっか?し~の~ぶちゃん♪」


「ひ、ひ、ひ、ひやぁぁぁぁぁ~~~~っ!!」


ガラガラドンッどっすんゴンッ…………………………………


ビックリした勢いでキャスター付の椅子ごと壁にぶつかり、転んで頭を打った


仰向けの私の視界が段々狭くなり


そのまま気を失った


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