座敷わらしのしのぶちゃん♪
由宇くん、冗談きついよ。


由宇くんにそんな趣味があったなんて…。


いや、待てよ?


もしかして、由宇くんリョウさんの事…。


「由宇くん、実はリョウさんて…」


慌ててリョウさんの事を説明しようとすると、


「あら、やだぁ~君、私の事好きなの?」


と 言いながら由宇くんに近づくリョウさん。


そして、由宇くんの耳元で何かを囁くと


由宇くんはそれ以上何も言わなくなってしまった。


何となく、何を耳打ちされたのか想像できる気がする。


傷心したての由宇くんに声をかける。


「と、取り敢えず、お仕事の流れとか説明するね?」


「はい…宜しくお願いします…。」


あーあ、完全に魂抜けちゃってるよ。


「リョウさん、由宇くんめちゃくちゃ落ち込んでるじゃないですか。」


と隣に立つリョウさんに小声で言う。


「仕方ないだろ?本当の事言ってやらなきゃ。あっ後、アンタの事も言っといた。」


「な、何て…?」


「しのぶは俺のだから手を出すな。もし手出したらお前のピーをピーするぞって。」







「・・・・・」


さっきは可愛いって思ったけど、やっぱりこの人、


ド変態女装野郎~~~!!






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