座敷わらしのしのぶちゃん♪
リョウさんが私の体を抱きしめながら、ポツリポツリと話始めた。
「しのぶ、俺はアンタを離したくない。例え、俺がエアーピープルからいなくなったとしても………だ。」
「やっぱり…辞めるんですね?」
「ああ、跡取りだからな。これでもね。」
といつになく力なく答えるリョウさん。
「本当は今すぐアンタを俺のものにしたいと思ってる。誰にも渡したくない。」
「リョウさん………。」
いつも私の事、からかってばかりなのに………
冗談だって思ってたのに……
リョウさんもそんな風に思ってくれてたなんて………
「私もーーー」
リョウさんが…好きって言いたいのに………
言わせて貰えなかった。
「しのぶーーー俺にはこれから山ほどやらなきゃならない事があるんだ。」
「………はい。」
「俺は何万人といる社員達の上に立つ人間だ。責任もある。だから中途半端な事は出来ないんだ。仕事もアンタの事も。」
私が何も言えないでいるとーーー
「もちろん、その時まで待っててくれなんて言葉でアンタを縛るつもりはない。ただ、さっきのキスが俺の気持ちだから。それだけは解って欲しい。」
そう言うと私の額に軽いキスを落としリョウさんは自分の部屋へと帰っていった。
「しのぶ、俺はアンタを離したくない。例え、俺がエアーピープルからいなくなったとしても………だ。」
「やっぱり…辞めるんですね?」
「ああ、跡取りだからな。これでもね。」
といつになく力なく答えるリョウさん。
「本当は今すぐアンタを俺のものにしたいと思ってる。誰にも渡したくない。」
「リョウさん………。」
いつも私の事、からかってばかりなのに………
冗談だって思ってたのに……
リョウさんもそんな風に思ってくれてたなんて………
「私もーーー」
リョウさんが…好きって言いたいのに………
言わせて貰えなかった。
「しのぶーーー俺にはこれから山ほどやらなきゃならない事があるんだ。」
「………はい。」
「俺は何万人といる社員達の上に立つ人間だ。責任もある。だから中途半端な事は出来ないんだ。仕事もアンタの事も。」
私が何も言えないでいるとーーー
「もちろん、その時まで待っててくれなんて言葉でアンタを縛るつもりはない。ただ、さっきのキスが俺の気持ちだから。それだけは解って欲しい。」
そう言うと私の額に軽いキスを落としリョウさんは自分の部屋へと帰っていった。