座敷わらしのしのぶちゃん♪
事務所に誰もいない昼下がりーーー
とは言っても実は腹黒ネクラがいたーーーとかも、本当にない昼下がり。
しのぶとリョウは来客用のソファーに並んで座り互いに見つめ合っていた。
「しのぶ、本当にいいんだな?」
リョウの言葉にコクリと頷くしのぶ。
「緊張しているのか?」
と聞きながら、しのぶの顔にかかる髪をそっと耳に掛けてやるリョウ。
「リョウさん、やっぱり止めませんか。今、ここでするなんて………」
「何を今さら。して欲しいと言ったのはしのぶからじゃないか。」
今から遡る事、30分前。
駅前のうどん屋にて昼食に鍋焼きうどんを食べる二人。
また少し髪が延び始めたリョウが邪魔な髪を耳にかけうどんをすする。
それを見ていたしのぶは
『なんて、綺麗なんだろう。』
と思った。
心の奥深くで何かが疼いた。
事務所に帰るとしのぶはその思いを思いきってリョウに打ち明けた。
リョウはいいよ、と言うとソファーにしのぶを座らせ、自分もその隣に腰を降ろした。
とは言っても実は腹黒ネクラがいたーーーとかも、本当にない昼下がり。
しのぶとリョウは来客用のソファーに並んで座り互いに見つめ合っていた。
「しのぶ、本当にいいんだな?」
リョウの言葉にコクリと頷くしのぶ。
「緊張しているのか?」
と聞きながら、しのぶの顔にかかる髪をそっと耳に掛けてやるリョウ。
「リョウさん、やっぱり止めませんか。今、ここでするなんて………」
「何を今さら。して欲しいと言ったのはしのぶからじゃないか。」
今から遡る事、30分前。
駅前のうどん屋にて昼食に鍋焼きうどんを食べる二人。
また少し髪が延び始めたリョウが邪魔な髪を耳にかけうどんをすする。
それを見ていたしのぶは
『なんて、綺麗なんだろう。』
と思った。
心の奥深くで何かが疼いた。
事務所に帰るとしのぶはその思いを思いきってリョウに打ち明けた。
リョウはいいよ、と言うとソファーにしのぶを座らせ、自分もその隣に腰を降ろした。