座敷わらしのしのぶちゃん♪
どおりでおかしいと思った
行く先々で写メを勝手に撮られたり、そっとタッチされたり
中には何やら呟きながら手を合わせる人もいたりして…
「あの~」
「「うわっ!!」」
「ヨネクラいたのか?」
「ヨネクラさんいたんですか?」
社長と声が揃う
「はい…少し前から…社長はお電話中で…しのぶさんは社長をにらんでおられて…僕なんかに気づく事もなく…こんな僕が朝から声を掛けても…と思い黙っていました」
「「イヤイヤイヤイヤ」」
また社長と声が揃う
「ヨネクラ、気にしすぎだぞ。そうそう、それより仕事だよ。しのぶちゃん」
何か上手く交わされた感ありありだけど、仕事なら仕方ない
「はい、どちらに行けばいいのでしょうか?」
どうせ、またイベント会場なんかの人数調整だろうと思っていた
けれど社長から出された言葉は意外な場所だった
「お葬式に行って欲しい」
行く先々で写メを勝手に撮られたり、そっとタッチされたり
中には何やら呟きながら手を合わせる人もいたりして…
「あの~」
「「うわっ!!」」
「ヨネクラいたのか?」
「ヨネクラさんいたんですか?」
社長と声が揃う
「はい…少し前から…社長はお電話中で…しのぶさんは社長をにらんでおられて…僕なんかに気づく事もなく…こんな僕が朝から声を掛けても…と思い黙っていました」
「「イヤイヤイヤイヤ」」
また社長と声が揃う
「ヨネクラ、気にしすぎだぞ。そうそう、それより仕事だよ。しのぶちゃん」
何か上手く交わされた感ありありだけど、仕事なら仕方ない
「はい、どちらに行けばいいのでしょうか?」
どうせ、またイベント会場なんかの人数調整だろうと思っていた
けれど社長から出された言葉は意外な場所だった
「お葬式に行って欲しい」