もしも、好きな人がアイドルにガチ恋したら!?


「実は...謝らないといけないんだ。ごめん、流華泣かせた。」

「なにしたの。」


龍はまっすぐ私を見つめた。



「聞いちゃったの、龍のことどう思ってるのって。それで楓はどうなのって言われたんだ。」

「......。


「フツーに親友だよって言えばいいのに、私余計なこと言ったの。」

「それで?」


「泣いちゃった...、ごめん。」




しばらく龍は黙った。


「それって、お前が悪いの?」

「え...そうでしょ。」



龍の言葉にはとまどった。


どう考えても、これからの3人の関係は崩れちゃう。


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