女って…!
人生、最初の自分試し。
それは“受験”。
ボクは高校を決めかねていました。
なぜかと言うと、あんまり頭が良くなかったからです。
てか、全然良くなかったからです。
三者面談では、担任が「う~ん…」と腕を組み、母ちゃんはハラハラした表情をしていました。
そんな時です。
同じクラスの京香ちゃんが話しかけてきました。
「北見沢君、高校どこ行くの?」
全然話したこともない子だったので、焦りました。
「き、決まってない。てか、行ける所ない」
京香ちゃんは、なぜかモジモジしています。
不思議に思ったボクは、京香ちゃんに訊きました。
「京香ちゃんは?」
「私、北見沢君と同じ高校に行きたいな…」
ドッキーン!!
口から心臓が飛び出そうです。
カアッと顔を真っ赤にしている京香ちゃんに、ボクはドキドキしました。
でも、京香ちゃんは勉強もできるし、生徒会の副会長もやったことがある優等生です。
ボクが入れる学力の高校なんて、京香ちゃんには低すぎます。
それは“受験”。
ボクは高校を決めかねていました。
なぜかと言うと、あんまり頭が良くなかったからです。
てか、全然良くなかったからです。
三者面談では、担任が「う~ん…」と腕を組み、母ちゃんはハラハラした表情をしていました。
そんな時です。
同じクラスの京香ちゃんが話しかけてきました。
「北見沢君、高校どこ行くの?」
全然話したこともない子だったので、焦りました。
「き、決まってない。てか、行ける所ない」
京香ちゃんは、なぜかモジモジしています。
不思議に思ったボクは、京香ちゃんに訊きました。
「京香ちゃんは?」
「私、北見沢君と同じ高校に行きたいな…」
ドッキーン!!
口から心臓が飛び出そうです。
カアッと顔を真っ赤にしている京香ちゃんに、ボクはドキドキしました。
でも、京香ちゃんは勉強もできるし、生徒会の副会長もやったことがある優等生です。
ボクが入れる学力の高校なんて、京香ちゃんには低すぎます。