女って…!
夜7時なので、店を閉めます。
シャッターを下ろしていると、
「あの…」
ボクに話しかける声がしました。
振り向くと、ダッフルコートの女の子がピンクの原付を押しています。
「もう閉店ですよね?」
女の子は困った様子でボクの顔を見ました。
――― ドッキーン!
黒くて長い髪の、目が大きい子。
ボクのストライクゾーンです。
「だ、大丈夫だすお?」
『だすお』って!
「ああ、良かった!」
ホッとしてニコッと笑う彼女。
後輪に釘が刺さって、パンクしているようです。
ボクはシャッターを開けて、ササッとタイヤ交換をしました。
「お金がない」と言う彼女に、ボクは「明日でいい」と言いました。
後でヒデさんに、
「来なかったらオマエが払えよ!」と怒られました。
シャッターを下ろしていると、
「あの…」
ボクに話しかける声がしました。
振り向くと、ダッフルコートの女の子がピンクの原付を押しています。
「もう閉店ですよね?」
女の子は困った様子でボクの顔を見ました。
――― ドッキーン!
黒くて長い髪の、目が大きい子。
ボクのストライクゾーンです。
「だ、大丈夫だすお?」
『だすお』って!
「ああ、良かった!」
ホッとしてニコッと笑う彼女。
後輪に釘が刺さって、パンクしているようです。
ボクはシャッターを開けて、ササッとタイヤ交換をしました。
「お金がない」と言う彼女に、ボクは「明日でいい」と言いました。
後でヒデさんに、
「来なかったらオマエが払えよ!」と怒られました。