女って…!
イヤ、あの子は来る。

来てくれる。

何を根拠に信じていたのか、ボクは次の日の朝から彼女を待ちます。


昼になっても待ちます。

夜になっても待ちます。

そして、閉店時間になりました。

彼女は来ませんでした。


女って、信じちゃいけないのか…

ボクは財布を出して、レジを締めているヒデさんの所に向かいました。

その時です。

「遅くなりました!」

彼女が店に走り込んできました。

「あっ!良かった、来てくれて」

胸を撫で下ろしながら言うボクに、彼女は頭を下げます。

「ごめんなさい。あの、これ良かったらどうぞ」

彼女が差し出したのは、ボクが大好物のケーキ屋さんの袋でした。

「あ、TOPz!ここのケーキ大好きなんですよ!」

思わず喜んで言うと、彼女は「良かったぁ~!」とニッコリ笑います。


ボクは久しぶりに思いました。



(*゚∀゚*)<女って、カワイイお!

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