A-YA-KA-SHI☆バスター!!

「いいじゃない、お掃除してくれてるんだから。それよりあなたたちも少しは悠くん見習ったら？」


　すかさず美樹がフォローに入る。


「悠のは趣味の域だよなぁ」
「にゃあ」


　なぜか太郎に話しかけてる彩。


「よし、今日は私たち女の子がお掃除するから、悠くんは自由時間ね」
「・・・なに、それ？？？」


　いきなりの美樹の提案に、彩は目が点になっている。
　すでにこの場を逃げている諒。


「別にいいんだよ、俺は・・・」
「だぁ～めっ！　このままじゃ彩、お嫁に行けなくなっちゃうのよ？　それでもいいの、責任取れるの、悠くん？」
「・・・あ、いや、その」


　美樹の気迫に押され気味の悠。


（・・・嫁？？？）


　彩は、美樹が一体何を言っているのか、もはや理解不可能らしい。