A-YA-KA-SHI☆バスター!!
「ま、好きにしなよ。あたしは今日こそは早く寝る。いいよな、悠も諒も」
「あぁ、いいよ」
「じゃ、風呂入ってこよ」
彩はそう言うと立ち上がり、リビングを出ていった。
しばらくして、美樹はボディソープが切れているのを思い出す。
「彩、ボディソープ切れてたでしょ」
ストックしてある新しいボディソープを手に、美樹は風呂場のドアを開けた。
「あ、サンキュ。そこに置いてて」
シャワーで頭を洗いながら、彩は言った。
うん、と返事をして、美樹はドアを閉める。
そして、その場に立ち尽くした。
シャワーを浴びている彩の後ろ姿。
その背中には、右肩から腰のあたりまで、真っ赤なアザがあった。
まるで、できたばかりのような大きなアザ。
心当たりがあるとすれば、あの日。
彩たちがこの店に来た日。
倒れて意識を失った彩を、悠が治療したと言うが・・・。
「どうしたの、美樹ちゃん?」
リビングに戻った美樹の様子に気付き、悠がそう声をかける。
「うん・・・彩の、背中が」
「あぁ、アザがあったでしょ」
美樹は頷く。
「あぁ、いいよ」
「じゃ、風呂入ってこよ」
彩はそう言うと立ち上がり、リビングを出ていった。
しばらくして、美樹はボディソープが切れているのを思い出す。
「彩、ボディソープ切れてたでしょ」
ストックしてある新しいボディソープを手に、美樹は風呂場のドアを開けた。
「あ、サンキュ。そこに置いてて」
シャワーで頭を洗いながら、彩は言った。
うん、と返事をして、美樹はドアを閉める。
そして、その場に立ち尽くした。
シャワーを浴びている彩の後ろ姿。
その背中には、右肩から腰のあたりまで、真っ赤なアザがあった。
まるで、できたばかりのような大きなアザ。
心当たりがあるとすれば、あの日。
彩たちがこの店に来た日。
倒れて意識を失った彩を、悠が治療したと言うが・・・。
「どうしたの、美樹ちゃん?」
リビングに戻った美樹の様子に気付き、悠がそう声をかける。
「うん・・・彩の、背中が」
「あぁ、アザがあったでしょ」
美樹は頷く。