A-YA-KA-SHI☆バスター!!
何だか夫婦の会話みたいね、と美樹は笑う。
いいからいいからと、彩はさっさと後片付けを始めた。
ありがとう、と言って、美樹は自分の部屋に行く。
彩は、リビングの電気を消すと、庭に続く大きなテラス戸から外に出た。
よっ、と軽く掛け声をかけると、屋根に上がる。
風は穏やか、星も大分出ている。
今夜は、やたらと大きな満月だった。
彩はポケットからタバコを取り出すと火を点けて屋根に腰を下ろす。
灰皿変わりの空き缶を横に置いて。
煙を吐きながら、少し神経を集中させる。
・・・少しだけ、ざわざわとした何かを感じる。
これが、嫌な予感ではないといいのだが・・・。
大概、当たるのは悪い予感だ。
「あいつら、やたらと急いで帰って行ったからなぁ。また何か、あたしに隠し事でもしてんのかな」
呟いてみる。
だが、元々あまり深く考えない性格なのだ。
吸い殻を空き缶に押し込む。
流石に、夜中はもう肌寒い。
「うん、今夜は静かだな」
彩はタバコをポケットにしまうと、屋根から飛び降りて家に入る。
いいからいいからと、彩はさっさと後片付けを始めた。
ありがとう、と言って、美樹は自分の部屋に行く。
彩は、リビングの電気を消すと、庭に続く大きなテラス戸から外に出た。
よっ、と軽く掛け声をかけると、屋根に上がる。
風は穏やか、星も大分出ている。
今夜は、やたらと大きな満月だった。
彩はポケットからタバコを取り出すと火を点けて屋根に腰を下ろす。
灰皿変わりの空き缶を横に置いて。
煙を吐きながら、少し神経を集中させる。
・・・少しだけ、ざわざわとした何かを感じる。
これが、嫌な予感ではないといいのだが・・・。
大概、当たるのは悪い予感だ。
「あいつら、やたらと急いで帰って行ったからなぁ。また何か、あたしに隠し事でもしてんのかな」
呟いてみる。
だが、元々あまり深く考えない性格なのだ。
吸い殻を空き缶に押し込む。
流石に、夜中はもう肌寒い。
「うん、今夜は静かだな」
彩はタバコをポケットにしまうと、屋根から飛び降りて家に入る。