A-YA-KA-SHI☆バスター!!
「彩。あなたがわたしに嘘をつくことは絶対にないと思うけど・・・隠し事も良くないよ?」
「・・・はい」
観念して、彩は友香のことを正直に話す。
「それでここのところ毎晩出かけてたのね」
「うん。ごめん、余計な心配かけたくなくてさ。でも」
「友香ちゃんが心配?」
彩は頷く。
気のせいだったらいいのだが、最近ずっと続いている根拠のない嫌な予感は、まだ消えてはいない。
「じゃあ、これ」
渡されたのは、美樹の持っている携帯電話だった。
「昔から使ってるのだから最新式にはほど遠いけど、連絡が取れるだけでもこっちが安心するから。何かあったら、店に電話して」
番号はメモリーしてあるから、と美樹。
こういうのはとことん苦手なのだが、彩は有り難くそれを受け取って、ジーパンの後ろポケットに入れた。
じゃないと、出掛けさせてもらえそうにないし。
美樹は満面の笑顔で、窓から出ていく彩を見送った。
「・・・はい」
観念して、彩は友香のことを正直に話す。
「それでここのところ毎晩出かけてたのね」
「うん。ごめん、余計な心配かけたくなくてさ。でも」
「友香ちゃんが心配?」
彩は頷く。
気のせいだったらいいのだが、最近ずっと続いている根拠のない嫌な予感は、まだ消えてはいない。
「じゃあ、これ」
渡されたのは、美樹の持っている携帯電話だった。
「昔から使ってるのだから最新式にはほど遠いけど、連絡が取れるだけでもこっちが安心するから。何かあったら、店に電話して」
番号はメモリーしてあるから、と美樹。
こういうのはとことん苦手なのだが、彩は有り難くそれを受け取って、ジーパンの後ろポケットに入れた。
じゃないと、出掛けさせてもらえそうにないし。
美樹は満面の笑顔で、窓から出ていく彩を見送った。